「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」舞台探訪 スペイン(アラルコン) その1
「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の設定モデルとなったのは、クエンカ旧市街とアラルコン要塞。
今回からの数記事はアラルコン要塞の紹介です。
アラルコンへ向け、バス移動
クエンカからアラルコンへ移動するに当たり、直通のバスや電車はありません。
レンタカーやタクシーでも行けるとは思いますが、筆者はクエンカからバスで「モティリャ・デル・パランカル(Motilla del Palancar)」という街まで行き、そこからタクシーに乗り換えてアラルコンへ向かうことにしました。
↓ バス 約1時間半 4.7ユーロ
モティリャ・デル・パランカル
↓ タクシー 約25分 15ユーロ~
アラルコン
クエンカ旧市街をあらためて観光しつつ、新市街のバスターミナルへ向かいます。
途中、強めの通り雨となったため本当はタクシーで移動したかったのですが、新市街でも旧市街でもなかなか都合よく見つけられなかったため徒歩移動となりました。
クエンカですぐタクシーをつかまえるのは難しいので、タクシー移動を予定されている方はあらかじめホテルのフロントで依頼しておくと良いでしょう。
パラドールから歩いて30分ほど。新市街のバスターミナルに到着です。
このバスターミナルはアトーチャ(マドリード)からクエンカまで来る際にも利用しましたが、クエンカからアラルコンへ向かうバスもこのターミナル発となっております。
バスターミナルのインフォメーションでモティリャ・デル・パランカル(Motilla del Palancar)への行き方を尋ねたところ、黒地に白文字の看板を掲げたバス会社が該当の路線を運行しているとのことでした。(ターミナル内の画像撮り忘れていたので、参考画像なしです…。)
購入したチケットには出発停留所番号が書いてあるものの、待てどなかなかバスが来ず。
窓口へ確認しに向かったところ、偶然運転手の方と会うことができましたので、ついて行く形で無事バスに乗車。(結局、チケットに書いてある番号とは別の番号から出発となりました)
ちなみにチケットには座席番号も印字されていましたが、他の方を見ているとどのシートでも自由に座って良かったみたいです。
クエンカからモティリャへの風景も、アトーチャからクエンカまでの風景に負けないくらい素晴らしいものです。だだっ広く続く平野に大きな雲と空…現地の方にとっては何気ない風景なのかもしれませんが、筆者にとっては絶景で、道中ひたすら感動していました。
1時間半ほど走ると、目的のモティリャ・デル・パランカルに到着です。
ここからはタクシー移動。
タクシーはどこで呼べるかと建物にいた方に尋ねると、ターミナル建物内のバルで聞くように促されました。
※【補足】 モティリャ・デル・パランカルとアラルコンでは、ほぼ英語が通じませんでした。特にアラルコンでは携帯電波の掴みが良くありませんので、あらかじめ翻訳アプリにスペイン語をインストールしておき、オフラインでも翻訳できるようにしておくことをオススメいたします。
促されるまま、建物内へ。画像の左手にトイレ、奥にバルがあります。
カウンターにいた、店主らしき方にタクシーを呼んでもらうよう依頼。
初めは紙ナプキンに電話番号を書いて渡されましたが、他のお客さんも交えて話しているうちに結局電話していただけることになりました。ありがたい…。
タクシーは5分で来る、とのことですのでのんびりと待ちます。
5~10分ほどすると、バス停前にタクシーが到着しました。
見た目ではタクシーか一般の車か見分けがつきにくかったのですが、はじめに尋ねたおじさんから「あれがタクシーだ」と教えていただき、乗車。
電話の時点でアラルコンへ行きたい旨をバルの方から伝えてもらっていたため、挨拶だけ交わすとそのままアラルコンへ連れて行ってもらうことができました。
タクシーで荒野を走ること約25分。
風景の中に塔や城壁が見えてきます!
いよいよアラルコンにやって来たんだと、テンションが上がります!
3つの城壁を抜け、アラルコン市街へ。
パラドール前まで乗せていただき、下車します。
アラルコン到着
上の画像が、パラドール・デ・アラルコン(Parador de Alarcon)です!
ここに宿泊し、アラルコン観光(舞台探訪)をします。
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