「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」舞台探訪 スペイン(クエンカ) その3
部屋に荷物を置き、ふたたびサン・パブロ橋を渡って旧市街へ。
クエンカは何気ない風景がすべて絵になる、大変美しい街です。
そんな街を散策できるだけで十分楽しいのですが、作中に登場した風景に遭遇すれば更にテンションが上がります。
※以下掲載の画像は複数日にわたって撮影しましたので、天候がバラバラとなっております。
■水かけまつりなどで登場したマヨール広場
水かけ祭り、カナタとクレハの買い物などの場面で登場した、マヨール広場。
旧市街の中心部に位置し、飲食店やお土産屋さんが揃っています。
画像の通り車通りも多く、旧市街地の入り口から画像奥の門を通って、山上までの大通りが続いています。
■炎の乙女像の元ネタ
作中では炎の乙女像でしたが、元ネタはこのキリスト像のようです。
実際の像も格子状の鉄筋に囲われていました。
マヨール広場近くのお土産屋さんのすぐ脇にあります。
バケツを置いて水を汲んでいるあたり、地元の方の生活に使用されているようですね。
ノエルはヘルベチア大公がモデルと言及していましたが、実際は誰がモデルなんでしょうか…?
■セーズ散策中のカナタが通った階段
セーズ散策中のカナタが通った階段です。
この階段を登ってすぐのところに、カナタが座って休憩していた石塀があります。
■カナタが休憩していた石塀
シュコに鈴を取られたカナタが腰掛けていた石塀。
先程の階段を登りきり、振り返るとこの景色です。
■水かけまつりラストシーン
水かけ祭りのラストシーンでリオが立っていた展望台(?)。
飛び出した石塀の形もそっくりです。
ここで、シュコを追って崖下まで降りた(落ちた)カナタとラッパで交信をします。
■EDでカナタが腰掛けていた時計塔
作中たびたび登場した時計塔。
中には入れませんでしたが、なかなかの高さですのでカナタのように縁に腰掛けるのは危険そうです。
ソ・ラ・ノ・ヲ・トでは時告げ砦に建っている設定ですが、実際は旧市街のマヨール広場からやや離れた場所に位置しています。
この時計塔のある広場は展望台にもなっており、新市街やその先の平野までを見渡すことができました(手前の建物でだいぶ隠れてしまっていますが…)。
カナタのように時計塔に登って街を見渡すことができれば、とても気持ちよさそうです。
■クラウスのバイクや小隊の自動車が駐車していた広場
こちらは宙吊りの家の裏手にあります。
写真奥にもバイクが数台写っていますが、作中でも駐車場のような扱いでしたね。
なおこの広場からは幅の広い道が伸びておらず、実際に自動車で進入してくるのは難しそうです。
■カナタとノエルが買い物中通った坂
カナタとノエルの買い物中に出てきた坂道。
手すりもそのまま作中に登場しているようです。
クエンカは断崖に作られた街であるせいか傾斜の急な坂道があちこちにあるので、
このような手すりが設置してある道は他にもありました。
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リオの真似をしたかった訳ではありませんが、初日は迷路を歩くように随分あちこちをウロウロしてしまいました。
裏道に入ってみたり、さらに脇道を覗いてみたり…
それほど広くはない旧市街ですが、好奇心にまかせて足を運んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
■展望台へ
この画像の城壁は、鈴を取られたカナタが腰掛けていた坂のさらに奥にあります。
右手に階段が設置されているので登れそうに見えますが、入り口が封鎖されていたため観光用の通路ではなさそうです。
門をくぐり、さらに坂を登ります。
■展望台からの景観
坂を少し登ると、クエンカ市街を一望できる展望台に到着です。
クエンカ初日は街の散策に夢中になっていたため、ここに到着する頃には夕暮れになっていました。
なお展望台の脇からは道(のようなもの)が断崖まで伸びていますので、絶壁のギリギリまで近づくことが可能です。
※柵などなく大変危険な場所ですので、十分にご注意ください。
ご覧の通り、日が落ちるとライトアップが始まります。
次の記事で、夜のクエンカについて書いていこうと思います。
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